肌にとって一番大事なもののひとつに、水分が挙げられます。肌の表面層には外からの刺激を防御するバリア機能が備わっているのですが、水分が不足すると、このバリア機能が正常に働かなくなってしまいます。肌が乾燥すると表面にある角質層がめくれ上がり、肌は刺激をじかに受けることになります。そして厳しい刺激に傷ついた肌は、トラブルを引き起こしやすくなってしまうのです。トラブルとしては、乾燥が悪化するのはもちろん、湿しん、赤味、そしてニキビなども発生します。脂性肌でもないのにニキビなんて意外に感じますが、失っていく水分を逃がすまいと過剰に分泌された皮脂がその原因になっているようです。
このように、水分は肌にとって最重要なものと言っても過言ではないということがお分かりいただけたと思います。であれば、おのずと基礎化粧品に関しても、肌にとって大事な水分をいかに補給できるかということをポイントに選ぶことになりますね。では、基礎化粧品に含まれている、水分を補ってくれる成分にはどういうものがあるのか、具体的にみてみましょう。
ヒアルロン酸の最大の特徴は保水力。1gあたり約6,000mlの水分を保持する能力があるというから驚きですね!また、60兆個もあるといわれる人間の細胞間の体液を構成する主な成分でもあります。さらに温度や湿度などの環境に左右されることなく、安定して保水力を維持することができるのもヒアルロン酸の特徴です。乾燥肌にもとても有効ですが、加齢によるシワやたるみにも効果的とされています。細胞一つ一つをたっぷりの水分で潤してくれるヒアルロン酸。アンチエイジングの観点からも見逃せない成分ですね。